警備員は、業務を開始する前に決められたカリキュラムの研修を受ける必要がありますが、求人数が多いため経験がない人も採用されやすくなっています。そうした中、警備員として道路上や施設内など様々な現場で安心して働くには、新人の警備員研修に力を入れている警備会社を就職先に決めることが重要です。大手や中堅の警備会社の中には、法律で定められた研修の他に、新人が無理なく一通りの業務をこなせるように、実務経験が豊富な先輩による独自の研修を導入しているところも少なくありません。また、警備会社によっては新人研修の内容をオンライン上で紹介しているところもあるため、求職中に各社の取り組みを調べてみるのも良いでしょう。
警備業界での実務経験がない人は、初めから正社員として就職をするのではなく、アルバイトとしていろいろな現場を経験しながら自分に向いている職場を探してみるのも良いでしょう。様々な雇用形態の警備員が在籍する会社の中には、アルバイトに対しても長期にわたる研修を行ったり、定期的に勉強会やセミナーなどの機会を設けたりしているところもあります。また、商業施設や工事現場などでの夜間の警備員のアルバイトは、勤務先によるものの高額な手当が支給されることもあり、効率よく稼ぎたい人におすすめです。その他、アルバイトの警備員の待遇の良し悪しは、実務経験の年数や保有資格などにも左右されるため、少しでも良い条件で働きたい場合は、働きながらスキルアップを図ることも大切です。
警備員の求人は、正社員だけでなくアルバイトの求人も多いです。交通誘導やセキュリティ会社だけでなく、短期間限定でイベント会場等の警備員を募集する所もあります。